iPhone4の蹉跌 July 17, 2010

iPhone4がうまくいっていない。

1週間で170万台売ったハードは失敗とは言わないのかもしれないが、見る人が見ればデキが良くないことが周知となった。

一番有名なアンテナ不良の問題については、どこかで製品を切り替えそうな流れになっている。

「アンテナが減るのは絵ヅラだけの問題でした」ということで急遽リリースしたiOS 4.0.1には誰もが「そうじゃないだろ」と思った。

とりあえず絶縁カバーをタダで配っておく発表をしつつ、やっぱりアンテナは作り直しだろう。

あと、白モデルが作れない。

最終的に限定販売というオチになったが、要するに発売前から生産中止になったということか。

「できた分だけ売ります」という話だろうが、デキは大丈夫なのか、白。

それから、カメラが案外だった。

発表時のスペックで、裏面照射CMOS採用というところに一番期待していた。

デジタルビデオカメラやコンパクトデジカメでソニーが成功していたから、iPhoneも行ける感じがしていたのだが、方式は同じでも素子メーカーによってやはりデキは違うらしい。

ユーザーレビューを読んでいると特定条件で緑ノイズが乗るとのこと。

補正ロジックの甘さとまとめられてしまいそうだが、むしろハードの性能の方に問題を感じる。

裏面照射は光を取りこみやすいデバイスなのだから、そもそも偽色が低減していないと価値が低い。

HDの解像感は従来機種と比べてメリットだと認めるとしても、それがデジカメなどの品質に近づいたということはなさそうだ。

総論としていうと、ハイテクを全面投入してみたが生産技術が追いつかずに空中分解したような印象を受けた。

これがソフトの問題なら時間が解決するだろうが、iPhone4の場合ハードの品質だから、今後とも買ったなりとしか言いようがない。

入荷されしだい買い換えようかと思っていたが、状況改善するまで様子見のムードになっている。

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