ストレージは未使用部分が機能 April 10, 2007
Rating: 3.5

「無用の用」という言葉がある。役に立たないと思っているところに機能があるということを指す。

最近デジカメを買って気付いたことだが、ストレージは無用の用だなと思った。 最近でこそ安くなったが、ディスクもフラッシュメモリーもずっと高いパーツだった。ここのところは安くなりすぎて業界ごとおかしくなるほどだ。

「何GB買うか?」という問題は自作パソコンの重要課題だったし、いまでは同じことがデジカメで起こっている。

ストレージの必要容量は現時点の利用状況から推測することもできるが、ここで無用の用の教訓が生きる。

デジカメの例で言えば、メモリーカードの容量は残り枚数として表示される。 残っているということは使っていないのだから、余らせ過ぎるのは無駄だと思うかもしれないが話は逆だ。

使っていない残り枚数が撮影行動を支配する。残り数枚時点よりずっと前からその力は働いている。 デジタルデータの特性として「簡単に消せて容量回復できる」という機能性がある。 だから「とりあえず撮る」というのがデジカメの基本にして奥技だ。

ここがストレージ残量に左右されるところが無用の用である。 この制約はiPodなどの交換不能なストレージを持つ機器にはいっそう強く働く。

デジタルとストレージは表裏一体だ。 だからビットコストが順当な範囲で極力デカいストレージを買うという戦略が、デジタル生活の質をワンランクアップさせると言える。

One Comments

2.5インチHDDで玄箱を静音化…

玄箱を24時間稼働していたらHDDが壊れて、しばらく使わずに放置していた。デジカメデータのバックアップ先が無くて写真が撮れない状況になってきたので先週ようやくディスク交換した….